ネガティヴって悪い事?
いつの間にかネガティヴになる事は良くないと言う風潮になってる。果たしてネガティヴって本当に悪い事何だろうか?悪いとまではいかなくてもネガティヴに良いイメージを持てないとか、損をする性格なんじゃないかと思ってしまう人がいる。
そもそもネガティヴ思考ってものが、進化の過程で無くてはならないものになってる。それは考えてみれば当たり前で、食うか食われるかの時代でほんの少しの判断ミスが死に繋がる。そういう記憶がDNAに刻まれているから、マイナスイメージの記憶はしっかりと脳に焼き付けなければならない。そうやって死から避ける事で生き残った者が居るから、今我々が存在すると言っても過言では無い。
え?じゃあネガティヴって良いことじゃん?
まさにその通り。じゃあネガティヴになって辛くなるのは何故か?それは冒頭で言ったようにいつの間にかネガティヴ思考が良くない事だと言う風潮があるだけに過ぎないからだ。大抵の人はネガティヴ思考に陥った瞬間、あぁ…何でこんなにネガティヴ何だろう…またネガティヴな事考えてる…もう嫌だ…と負のスパイラルに陥る。ネガティヴな自分を消す努力をする。しかし、ネガティヴな自分をいくら消そうとしたところで消えるはずは無い。
そこで、ネガティヴ思考に陥った時にやるべき事は、まず自分が今ネガティヴになる事を望んでいるんだと認める事。そしてとことんネガティヴになってみる。そしてネガティヴな自分からアイデアを引き出すんだと言う姿勢で自らネガティヴを選ぶ。そうすると案外冷静にネガティヴな自分を眺めることができる。最初は感覚が掴めず、どうしてもただ落ち込むだけになってしまうが、それで良い!先程言ったようにネガティヴ思考はいい事なので、ネガティヴな自分をきちんと褒めてあげる。そして、ネガティヴな自分が居ないと人生うまく行かないと言う事を知る。って事が大事なんじゃないかと。
ネガティヴを消そうとした者はポジティブにはなれない。ネガティヴを利用した者がポジティブになれるという事をまずは認識しておこう。
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